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地元スター、3連発締める 阪神タイガース、天地を行く(3)

軌跡

1985年のバックスクリーン3連発を締めくくったのが岡田彰布さん(57)だ。4月17日の甲子園での巨人戦。七回裏、槙原寛己投手から3番のランディ・バース選手が逆転3ラン、4番の掛布雅之選手がソロを放ち、打順が回った。「前の2人に真っすぐで、真っすぐかフォークが来る」と読んでいた。

とらえたのは2球目のスライダーだった。「ホームランを打つとか考えていなかった。狙っていたら引っ張ったはず」。確かに記録映像は引っ張ったように見えない。

選手会長を務め、コーチ陣とのパイプ役も果たした。8月12日の日航機墜落事故で球団の中埜肇社長が亡くなり、チームが連敗した。決起集会を呼びかけ「(中継ぎと抑えの3投手)福間納を先発、中西清起を中継ぎ、山本和行を抑えで試合してほしいと監督に提案した」と明かす。

日本一に輝き「自分にとって、最高のシーズン」と振り返る。チームでは数少ない関西出身のスターで、巨人や東京に対抗意識を燃やしたファンから応援を受けた。80年代から人口などの東京一極集中が強まり、応援は一層熱を帯びたのかもしれない。

86、87年は他球団の警戒が厳しくなり、掛布選手の負傷などで負担が増したという。「負け始めると打者は投手に、投手は打者に責任を転嫁するようになる。選手会長のやれることはなくなった」。後に阪神監督を務め、2005年にリーグ優勝を果たした。85年の選手の役割分担などを参考にしている。

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