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車いす大会を全国区に 京都・都大路と駅伝(4)
軌跡

2017/4/13 22:59
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3月12日、京都府内で全国車いす駅伝が開かれた。1チーム5人で21.3キロをリレーするもので18チームが出場。14歳から76歳までが参加した中、5人全員が40代の大分Aが優勝した。

今年の全国車いす駅伝はインターネット中継が好評を博した

今年の全国車いす駅伝はインターネット中継が好評を博した

発祥は30年以上前。車いすを使う女性の提案をきっかけに1982年、京都府綾部市で府民限定の車いす駅伝が開かれた。

このレースを基に、府外の選手も対象とする大会を設けたのは88年。京都での全国障害者スポーツ大会で公開競技として実施したところ、継続開催の要望が多く寄せられ、90年に第1回全国車いす駅伝を開催。以後、2004年アテネパラリンピック5000メートル金メダルの土田和歌子選手ら強豪も出場してきた。

多い年で40に上ったチーム数も近年は減少傾向にあり、今年の18は過去最少。「障害者が取り組める競技が多様化したことが一因」と京都障害者スポーツ振興会の金子知拓事務局長は話す。パラリンピック種目でないことも大きいだろう。

一計を案じた実行委員会は今年の大会でインターネット中継を実施した。下り坂で時速50キロにも達する車いす駅伝は、安全性の面から中継車の走行が困難でテレビ放送は実現しないできた。だが、今回は写真撮影用の車に中継カメラマンが同乗することで配信が可能に。車いすランナーが猛スピードで駆ける迫力十分の映像は好評を博した。

全国車いす駅伝と全国都道府県対抗女子駅伝、全国高校駅伝は京都の人々が地元の「3大駅伝」と誇る。その一角の車いす駅伝について金子さんは「ネット中継などを通じて認知度を上げ、出場者を増やしたい」。他の2つの駅伝のように全国区になる日を夢見て、広く参加を呼び掛けていくつもりだ。

(この項おわり)

次回は「壬生狂言の今」

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