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関電の最終赤字290億円 社長、再値上げに含み

4~6月

関西電力が30日発表した、2014年4~6月期の連結決算は、最終損益が290億円の赤字(前年同期は334億円の赤字)だった。4~6月期の最終赤字は3期連続。原子力発電所の再稼働が進まず火力発電所向け燃料費が膨らんだが、電力料金の上昇や有価証券売却益の計上で最終損益はやや改善した。

4~6月期の売上高は10%増の7912億円、経常損益は322億円の赤字(前年同期は425億円の赤字)。大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)が稼働していた前年同期から一転して今期は原発がすべて停止しているため、火力発電所向け燃料費が2902億円と17%膨らんだ。半面、電力収入の上振れや大阪府都市開発(現・泉北高速鉄道)の株式売却益の計上などで費用増を補った。

同日、大阪市内で会見した八木誠社長は「大変厳しい決算。原発再稼働が見通せないなか、再値上げを具体的に検討することもないわけではない」と述べた。

これまで開示を見送っていた14年4~9月期の連結業績見通しも発表した。連結売上高は5%増の1兆7000億円、最終損益は290億円の赤字(前年同期は150億円の黒字)を見込む。原子力発電所の再稼働時期が読めないとして、通期見通しは引き続き未定とした。年度を通じてこのまま原発が動かない場合、火力燃料費は前期より約1230億円膨らむとの試算も明らかにした。

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