2019年7月23日(火)

象印・市川社長「爆買いが正常に」 海外と国内販売を強化

2016/6/28 23:05
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象印マホービンの市川典男社長は28日、2015年12月~16年5月期の決算記者会見で「『爆買い』は正常化した」と述べた。ここ数年はインバウンド(訪日観光客)消費に沸き、主力の炊飯器が品薄になったが、中国の規制強化などで好調な販売が一服。業績への貢献度は下がる見通しだ。

市川社長は「中国で業者の並行輸入など規制が強化されたので正常に戻った」と説明した。前期の免税店売上高は36億だったが今期は15億円以下になる見通し。「いつゼロになってもおかしくない。プラスアルファで見ている」という。円高で原材料コストが圧縮されるため16年11月期の連結純利益は前期比14%増の72億円と減益予想から一転増益になる。

海外販売と国内の高価格品の拡販に力を入れている。タイの関連会社がステンレスボトルの生産設備を拡張しており、「中国向けに供給を増やせばまだ伸びる」。想定為替レートを円高方向に見直すが、それでも通期の海外売上高比率は微増の30.8%と最高を更新する見通し。

国内では低価格品よりIHなど高機能な炊飯器の販売が好調だ。市川社長は「消費者の良質志向が高まっている。買い替えサイクルが長くなり単価が上がっている」と話し、国内需要を取り込む考えだ。

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