USJ、バイト時給一律110円上げ 働き手確保へ

2017/9/28 13:30
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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)を運営するユー・エス・ジェイは28日、パート・アルバイトの時給を30日から一律110円高い1000円以上に引き上げると発表した。上げ幅は最大で1割超となる。開業以来、時給引き上げは3回目だが、人件費の負担増は10億円超と過去最大となる。サービス業の人手不足感が強まるなか、待遇の改善で働き手を確保する。

時給引き上げの対象となるパート・アルバイトは約7700人で、全体の9割近くを占める。大阪府が最低賃金を引き上げて900円の水準を超えるなど、地域の賃金上昇が続いていることに対応する。米国でユニバーサル・スタジオを運営するユニバーサル・パークス&リゾーツも昨年からUSJ従業員の処遇改善に協力姿勢を示しており、エリアごとの休憩室を充実させたり、従業員向けのイベントを打ち出したりして職場環境の改善を続けている。

USJでは4月に開業した新エリア「ミニオン・パーク」がパーク全体の集客拡大につながっているほか、2020年夏をめどに600億円を投じた「スーパー・ニンテンドー・ワールド」開業も予定する。「大型エリアの新設には1000人単位の従業員が必要になる」(ユー・エス・ジェイ)としており、働く環境の魅力を高めて人材を確保しようとしている。

(川崎なつ美)

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