/

一部収益は体育会強化費に アシックス、早大直営店を公開

アシックスは23日、早稲田大学の本部キャンパス(東京・新宿)内に24日開業する直営店「アシックスキャンパスストア早稲田」を報道陣に公開した。野球やサッカー、ラグビーなど主要な体育会のレプリカユニホームのほか、Tシャツなど早大オリジナル商品を販売する。現役の学生やOB・OGらの需要を取り込む。収益の一部は体育会の強化費などとして大学に還元する。

新しいショップは大隈講堂に近い27号館の1階に出店し、店舗面積は約55平方メートル。店内は白が基調で、壁面には選手のロッカールームを模した棚を配置した。商品アイテム数は29。野球のレプリカユニホームは4500円(税別)、Tシャツは3900円(同)でいずれも早大のイメージカラー、エンジ色を基調としている。商品デザインは「観戦している時以外でも普段使いでも着られるデザインにした」(グローバルアパレル・エクィップメント統括部の古田雅彦氏)。営業時間は日曜・祝日を除く午前10時から午後7時まで。新店の年間の販売目標や来店客数の目標は非公表としている。

アシックスは今年3月に早大と包括提携し、主要な体育会にユニホームや用具提供など支援をしてきた。「大学スポーツを強くしたい」(尾山基社長)との方針から、店舗の収益の一部は各体育会に還元する。

早大のスポーツは六大学野球や箱根駅伝、ラグビーの早慶戦などOB・OGなど関係者だけでなく、一般のファンの人気も根強い。新店については早大の島田陽一副総長も「これまで以上に早大スポーツの魅力が高まることを期待したい」と歓迎する。アシックスが手掛ける早大グッズは10月末、専用の通販サイトを開設して全国販売する計画だ。

アシックスは現在、他の大学の運動部との連携も検討している。大学の運動部はこれまで選手の自己負担やOB・OGや企業などからの寄付で運営費や強化費をまかなうのが一般的だったが、米国など海外の大学では試合の入場料やグッズ販売などで「稼ぐ」例も多い。国内でも京都大学のアメリカンフットボール部が自主財源を獲得しやすくするよう法人化を進めている。スポーツ庁などもアマチュアスポーツの自主運営の動きを後押しする方針。こうした動きが各地の大学スポーツに広がれば、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けたスポーツ振興が進むことになりそうだ。

(大阪経済部 林英樹)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン