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「地魚地消」へ地道にPR 「魚の庭」大阪湾(5)
軌跡

2015/8/1 6:00
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「大阪産魚介類を食べたことがある」30%、「大阪産魚介類が新鮮でおいしい」26%。大阪府が2014年に実施した府民アンケート結果だ。東京湾の魚が「江戸前」という高級イメージを獲得するのに成功した一方、「大阪湾の魚は食べられるの?」と話す府民は少なくない。

兵庫県漁連が開く料理教室では漁業者が講師になることも

兵庫県漁連が開く料理教室では漁業者が講師になることも

イメージアップの先兵は大阪湾産のマダコ「泉だこ」。身が締まった明石のタコに比べて柔らかくて甘いのが特徴で、千葉県のスーパーにも流通するようになった。大阪府は次のエースに高級魚のキジハタを選び、放流やブランド化に力を入れる。大阪府漁業協同組合連合会は大阪の魚の販路を泉州以外にも広げようと、JAと協力して北摂地域での即売会を開始した。

兵庫県漁業協同組合連合会は魚の食育活動を強化している。昨年は小、中学校53校で134回開催し4224人が参加した。イカナゴの季節には炊き方も教える。09年には消費者向けに魚のファンクラブ「SEAT CLUB」を設け、取れたての魚介類を使う料理教室を開いている。

街の鮮魚店が減る中、コープこうべとは「地魚推進プロジェクト」として組合員らに漁業や調理の講習をし販売強化に結びつけている。「魚食の底辺を広げるとともに、漁業や海への理解を深めたい」。田中稔彦・兵庫県漁連組織統括本部長はこうした活動こそ漁業の活性化に重要と考えている。(この項おわり)

次回は「フロンと空調の二刀流」

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