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関西発

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「再生エネの街」けいはんな 電気が生まれた(5)
軌跡

2015/8/29付
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5月下旬、京都府南部の関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)で「京都スマートシティエキスポ2015」というイベントが開かれた。会場は「けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)」。もともとは独立行政法人が運営していた「私のしごと館」で、府が政府から譲り受けて新たな拠点として整備した。

ベンチャー育成を狙う「KICK」(京都府木津川市・精華町)

ベンチャー育成を狙う「KICK」(京都府木津川市・精華町)

KICKはベンチャー企業の入居を促し、新産業を育成するのが狙い。入居が決まった1社が太陽光発電事業などを手掛ける日本テレネット(京都市)で、10月から太陽光発電の発電効率を高めたり直流電源だけを使うオフィスを実現したりする研究を進める。今後もKICKには、再生可能エネルギーを扱うベンチャーの入居が期待される。

けいはんなは、再生エネを活用した実験都市に変貌しつつある。政府からスマートシティーの実現を目指す国内拠点の一つに選ばれた。関西電力や三菱電機、三菱重工業が今春まで5年間の実験に取り組み、新しい送電技術のデマンドレスポンスやスマートメーターで実績を上げた。

学研都市では高の原地区でも新たな実験の計画がある。京都府の担当者は「学研都市には新住民が多い。先端技術への関心が高く、協力が得やすい」と強調する。今後も研究所やベンチャーの集約が進み、世界に飛躍する未来の電気の姿がけいはんなから生まれそうだ。

(この項おわり)

次回は「笑いの拠点NGK」

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