2018年12月13日(木)

電力を住宅間で融通 パナホーム、兵庫・芦屋で

2017/9/22 6:30
保存
共有
印刷
その他

パナホームは21日、太陽電池を搭載した住宅同士で電力を融通し合うシステムを導入した住宅事業を兵庫県芦屋市で始めると発表した。外部の大規模発電所に頼らないため、住民の電気料金を5分の1程度に抑えられ、災害時も住宅地内で生活に必要な電力を自給できる。住宅を2018年8月に発売し、同12月からシステムの運用を始める。

電力管理サービスのエナリスや兵庫県などと共同で、パナホームが新たに販売する「スマートシティ潮芦屋(しおあしや)」の117戸で導入する。

こうした仕組みはマイクログリッド(小規模電力網)と呼ばれる。各住宅には太陽電池と蓄電池、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)を設置。各戸の蓄電池の残量や電力の使用状況をコンピューターで分析し、電力が余っている住宅から不足している住宅へと、専用の電線を使って電気をやり取りする。

年間の消費電力のうち約8割は住宅地内で自給できる見込み。残りの2割は外部の電力事業者から再生可能エネルギーで発電した電力を購入する。住民の支払う電気料金を最大84%削減できるとみている。

住宅は原則建て売りで、メインの価格帯は税込みで5500万~6000万円。マイクログリッドを常時使って住宅間で電力を相互に供給する国内初の事業になるという。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報