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京セラ社長に谷本取締役 「事業間の連携強化」

京セラは20日、谷本秀夫取締役(56)が4月1日付で社長に就く人事を発表した。山口悟郎社長(61)は会長になる。谷本氏は電子機器に使うファインセラミック部品などの分野で生産技術畑を長く歩み、最近はファインセラミック事業本部長を務めていた。

同日、京都市内で開いた記者会見で、山口氏は「構造改革をやってきてメドが立った。不確定な先が見えない時期にこそ世代交代し、新たな発想を入れてほしい」と強調した。谷本氏は「事業間の連携を強化し、相乗効果を発揮できるグループの実現に向けて、まい進したい」と語った。

京セラの次期社長に決まり、記者会見する谷本秀夫取締役(20日午後、京都市中京区)

京セラは携帯端末事業や太陽光パネル事業が不振で2017年3月期に2期連続の減収減益見通し。厳しい業績が続く中、組織改革や原価改善を進めている。本流のセラミック部品事業などを率いた谷本氏に成長路線への復帰を託したい考えだ。

また、久芳徹夫会長(63)は4月1日付で取締役相談役に退き、6月の株主総会で取締役を退任する。前田辰巳副会長(64)も4月1日付で取締役になり、6月の株主総会で取締役を退き、顧問に就任する。

谷本秀夫氏(たにもと・ひでお)82年(昭57年)上智大理工卒、京都セラミック(現京セラ)入社。16年取締役。長崎県出身。

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