関西同友会、コクヨ黒田氏が代表幹事就任 ものづくり復権に意欲

2017/5/17 6:00
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関西経済同友会は16日に通常総会を開き、コクヨの黒田章裕会長を新しい代表幹事に選出した。代表幹事は2人制で1年の任期を2期務めるのが慣例となっている。今後1年は前年度から代表幹事を務める鈴木博之・丸一鋼管会長兼最高経営責任者と関西経済の活性化に向けた提言や活動を推進する。

記者会見した黒田氏は関西経済の現状について「ものづくりで脚光を浴びてきたが、へこみも大変厳しい」と指摘した。中小企業が大手の下請けから脱却し、ベンチャー企業と組んで革新的な製品の試作品を作る「中国の深圳モデル」の関西版の構築を目指す。黒田氏は「大阪の新しいものづくりの拠点を作りたい」と抱負を述べた。

関西の経済団体は大阪府・市などとともに国際博覧会(万博)の誘致に取り組んでいる。黒田氏は「(生涯スポーツの国際大会)ワールドマスターズゲームズや大阪万博などを関西の方々に情報提供していきたい」と話した。

総会ではJR西日本の真鍋精志会長、三井住友銀行の伊藤雄二郎副会長ら9人の常任幹事の就任も決めた。

2017年度は提言活動のほか、万博誘致、観光振興などに取り組む。委員会では欧米で広がる自国第一主義など反グローバリズムの潮流を分析する「政治・社会問題委員会」や人工知能(AI)など先端技術を調査する「デジタル革命委員会」、「子どもの貧困委員会」を立ち上げる。

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