江崎グリコ、千葉アイス工場に見学施設 ファン拡大へ

2017/7/12 15:35
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江崎グリコは12日、アイスを生産する千葉工場(千葉県野田市)の見学施設「グリコピアCHIBA」の開館を記念して式典を開いた。「パピコ」や「セブンティーンアイス」の製造ラインをガラス張りのコースから無料で見学できるほか、有料でアイスクリームの手作り体験もできる。13日に正式オープンする。

テープカットする江崎勝久社長(中)ら

テープカットする江崎勝久社長(中)ら

施設は千葉工場の拡張に合わせて設けた。アイス工場の見学施設は同社初。江崎勝久社長は「人口の多い関東で見学施設を開き、アイスのファンを増やしたい」と話した。

1日5回実施する所要時間70分の見学コースを予約する必要がある。予約は2人からで、見学は1回40人まで。アイスの手作り体験は2人1組で1500円かかる。見学予約は3日から受け付けているが既に8月末まで埋まり、9月も半分程度は埋まっている。

見学コースに関して、マーケティングを担当する江崎悦朗専務執行役員は「生産工程を見るだけでなく、順を追って体感できるようにした」と話す。材料の熟成工程やアイスクリームを冷凍する様子などを見学者が体験できる。

千葉工場はグリコ最大のアイス工場。1967年に開設、16年9月に新建屋が完成し17年2月に稼働した。工場の生産能力は1万5000キロリットルで、新建屋稼働前と比べて1.5倍に増えた。アイス市場は猛暑の影響や、秋冬向けの新商品投入、顧客の年齢層拡大などで伸びている。千葉工場もほぼフル生産の状況が続いているという。

新工場の生産スペースにはまだ余裕がある。江崎社長は「新商品や既存商品の増産など具体的な内容は決めていないが、できるだけスペースを埋めた状態でフル生産を目指したい」と話した。(大淵将一)

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