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シャープ、新スマホCMに"おんな城主" 乱世勝ち残り狙う

シャープは4日、新型スマートフォン(スマホ)「アクオスR」のCMに現在放映中のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」に主演する女優の柴咲コウさんを起用すると発表した。昨年は「カトパン」ことフリーアナウンサーの加藤綾子さんのCM初出演が話題になったスマホの新製品。前年に続き旬の女性を広告塔に起用し、厳しいスマホ戦国時代での勝ち残りを狙う。

アクオスRは7日からNTTドコモなど大手通信キャリア3社から同時発売となる。最大の特徴は、同日の記者会見で柴咲さんも「画面に見入ってしまうほどきれい」と目を丸くしたほどの映像の美しさ。新たに開発した自社製の液晶パネルを採用して従来機種の1.8倍の高精細を実現した。また液晶テレビの技術を使い、色彩表現もより鮮明になったという。

超広角レンズを搭載した自社製カメラではより広がりのある風景を撮影することもできる。シャープの長谷川祥典IoT通信事業本部長は「液晶のシャープだからできる臨場感ある映像美を実現しただけではない。操作感、人工知能、信頼性。どれを取っても隙がない技術を搭載した」と新製品への自信を語った。

調査会社のMM総研によると2017年度のスマホの国内総出荷台数は3080万台と、過去最高だった16年度からさらに2%程度増える見通しだ。16年度の国内スマホ市場でシャープは、米アップル、ソニーモバイルコミュニケーションズに次ぐ3位につけた。だが市場の5割以上をアップルが握る状況で、京セラ富士通も含め2位以下は国内勢での混戦状態が続く。

今秋には「iPhone8」発売も予想され、アップルの牙城は揺るぎそうもない。そのなかでまずシャープが狙うのが、盤石な2位の座だ。「渾身のフラッグシップモデル」(長谷川本部長)と位置づけるアクオスRは前年モデルに比べて4割増の年100万台超と強気の販売計画を掲げる。

「おんな城主 直虎」では柴咲さんが演じる井伊直虎が、小国ながら女性ならではの独特の感性も生かして戦国の世を上手に生き抜いていく姿を描く。自社技術で勝負を挑むシャープも、直虎流を駆使し、乱世のスマホ市場での独自の地位確立を狙う。(中村元)

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