神戸市議、政務費の架空委託認める 議長「犯罪性ある」

2015/7/30付
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神戸市議会の会派「自民党神戸」が政務活動費から調査委託費として業者に不透明な支出をしていた問題で、委託を担当した大野一市議(62)と業者の双方の弁護士が「委託は架空だった」と認めていることが、29日分かった。同日開かれた市議会の会派代表者会議で報告された。

守屋隆司市議会議長は取材に「犯罪性がある。自主的に議員辞職しない場合は辞職を勧告することが各会派の共通認識だ」と述べた。

会派の団長を務めた市議らが両弁護士から聞き取りを実施。業者側は「調査はしていないし、金も受け取っていない」とし、大野市議の求めに応じて白紙の領収書を渡すなどしたと説明した。大野市議が業者から受け取ったとしていた調査報告書の作成も否定した。大野市議の弁護士もこうした内容を認めたという。

大野市議は別の会派に移っていたが29日、この会派も退会した。辞職の意向は示していない。

収支報告書などによると、自民党神戸は2010~14年度、市民へのアンケートの調査委託費などとして計1120万円を業者に支払った。〔共同〕

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