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さらなる普及へ 進化続く もんで、たたいて60年(5)
軌跡

2014/12/6付
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国内のマッサージチェア市場は約35万台。フジ医療器(大阪市)とファミリーイナダ(同)、パナソニックの大手3社がほぼ同規模で肩を並べる。フジ医療器の木原定男社長は「世帯普及率は約10%だが他の家電よりも低い。目標は温水洗浄便座」と話す。

2012年3月の内閣府調査では、温水洗浄便座の普及率は73.5%に達する。

厚生労働省の薬事工業生産動態統計年報(10年)に基づいて日本政策金融公庫がまとめた健康機器調査によると、家庭用マッサージ機は全体の38.2%を占め、家庭用磁気・熱療法治療器の31.1%や家庭用電気・光線治療器の19.7%を引き離す。高齢化に伴い、健康機器への需要は増加傾向で追い風が吹く。

20万円台から100万円超まで商品構成を拡充し、小型・軽量化に力を注いだ。肩、腕、腰、足をそれぞれ担当する専用マッサージロボットが4つ入っているようなもので、産業用ロボット大国・日本の技術も生かされている。

マッサージ師の手技をロボットに覚えさせて「○○先生直伝」とうたうのは無理。マッサージチェアは薬事法の対象で規制も受けているからだ。コントローラーの役割をスマートフォンに置き換えることも難しい。とはいえ関西企業のアイデアは無尽蔵。大阪発の独創的商品、マッサージチェアの進化は続く。

(この項おわり)

次回は「阪神間モダニズムの記憶」

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