都構想軸に対決姿勢 大阪W選、維新候補が決定

2015/9/27付
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11月22日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選で、大阪維新の会は26日、知事選に松井一郎幹事長(51、大阪府知事)、市長選に吉村洋文衆院議員(40)を擁立すると正式決定した。松井氏は記者団に「二重行政を解消する手段として、大阪都構想なのか大阪会議(大阪戦略調整会議)なのかを府民、市民に判断していただきたい」と述べ、自民党など都構想反対派との対決姿勢を鮮明に打ち出した。

大阪維新はダブル選で、都構想再挑戦の是非を有権者に問う方針。橋下徹代表(大阪市長)らが10月1日に記者会見し、新しい国政政党「おおさか維新の会」の結成を発表するのに合わせ、正式に出馬表明する。

一方、市長選では自民が、5月の住民投票で反対派の先頭に立った柳本顕市議(41)の推薦を決め、「非維新」勢力の結集を目指している。

大阪維新は26日の全体会議で選挙対策本部を発足。会議は非公開で、参加者によると、橋下氏は「市長選は特に厳しい。今までの自分の選挙や住民投票以上に力を入れる。僕の関わる最後の選挙になるので全力でやる」と意気込みを示した。

会議後に松井氏は、自民が都構想の対案として提案した大阪府と大阪、堺両市の首長と議員でつくる大阪会議に言及し「府市の二重行政を解消するツールには全くならない」と強調。「東京と切磋琢磨(せっさたくま)できる2極を作るため、都構想の設計図をもう一度作るかどうかを判断してもらう選挙になる」と述べた。

吉村氏は「橋下市長の近くで都構想に取り組んできた。市長選、知事選のいずれも(勝って)大阪維新の改革を続けていきたい」と力を込めた。

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