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水都再生へ舟遊び楽しむ 淀川の舟運復活(3)
軌跡

2017/9/27 17:00
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 「水都再生には多くの人が水に親しむ環境が必要になる」。大阪のPRグッズなどを開発する一方、舟運事業部を立ち上げて大阪市内で遊覧船の運航をしてきた伴ピーアールの伴一郎社長はこう訴えてきた。

中之島近くの川べりに今年「海の駅」が誕生した(大阪市福島区)

 江戸時代、大阪の川には船があふれていた。水の上で遊ぶ文化があった。「大人が夕方から舟遊びを楽しむような街」が伴さんのイメージする水都の姿だ。

 川が生活空間になっているヨーロッパの都市には及ばないが、2001年に政府の都市再生プロジェクトに「水都大阪再生」が盛り込まれて以降、大阪市内の船着き場や川べりの環境整備、建物のライトアップなどが進み、川の遊覧を楽しむ人は確実に増えてきた。

 大阪府内で定員13人以上の船で貸し切り遊覧などの不定期運航をする事業者はこの10年で18社に倍増した。定員12人以下の小型船を運航する事業者も数多く登録。川側にテラスを設けた飲食店も増え、水辺ににぎわいが生まれている。

 大きめのボードに立って乗り、パドルをこいで進むニュースポーツも登場。休日には水上バイクなどを楽しむ人も目立つ。旅客事業者から「低い橋や潮の変化などをよく知らない人が増えると少しの不注意で事故が起きる。安全のためのルールづくりが必要」(一本松栄・一本松海運社長)という声が出るほどだ。

 水上タクシーの試験運航や夕暮れ時の遊覧船運航、電池船など舟運のアイデアを次々に実行に移してきた伴社長は瀬戸内海から大阪港、河口から京都・伏見までを視野に入れた壮大な「遊び」を展望している。

 広島県尾道市から安治川河口に水上飛行機で飛来、船に乗り換えて淀川を遡るようなレジャーだ。「川の駅、海の駅ができたので、次は空の駅。全部がそろえば面白い」と意気込む。

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