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神戸の復興、歩いて学んだ 大津波被災インドネシア人学生

2015/1/18付
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 20万人を超える死者・行方不明者を出した10年前のインド洋大津波で被災したインドネシア・アチェ州の学生らが17日、神戸市を訪れ、街づくりの実情を見て回った。

 一行は防災を学ぶインドネシア人学生ら6人を含む約15人。震度7の揺れに見舞われ、多くの建物が倒壊した当時や街の変遷をスマートフォン(スマホ)などで調べながら歩く「メモリーハンティング」に取り組んだ。

 「写真に映っている建物はこれかな?」。JR三ノ宮駅前の歩道橋では、損壊した百貨店方面などにカメラを向けて撮影。スマホの画面上では、建物が倒壊した様子を撮影した当時の生々しい写真に現在の風景が重なる仕組みになっている。

 女子大学院生のフスヌル・ファティマさん(24)は「写真を見比べ、とても同じ街だとは信じられなかった」と話す。

 学生らは同日午前、東遊園地(同市中央区)の追悼行事にも参加。10年前の津波で屋根に上り難を逃れたという男性社会人学生、ハイルル・シャフメガさん(43)は「街並みは予想以上にきれいになっている。日本で学んだ防災や復興への姿勢をインドネシアで生かしたい」と力を込めた。

 メモリーハンティングは、被災地の移り変わりの様子を継承するために、京都大地域研究統合情報センターなどが企画。この日は、日本の高校生も参加し、大阪府立北野高校(大阪市淀川区)の高橋悠介さん(17)は「インドネシアの学生が熱心に学ぼうとする姿に刺激された」と話した。

 同センターは昨年12月、メモリーハンティングのアチェ州版のアプリも公開。東日本大震災版も検討中という。阪神大震災用アプリはホームページ(http://dsr.nii.ac.jp/memory-hunting/)からダウンロードできる。

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