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売り出せ、スポーツの島 大阪港 街づくりの夢(4)

軌跡

大阪市が2008年夏季五輪でメーン会場として想定していた人工島・舞洲を刺激的なスポーツの島にする計画が進んでいる。サッカー、バスケット、野球のプロチームが拠点を構えるため、市は3チームと協定を締結。共通イベントや連携サービスの事業を順次展開していく予定だ。

工事中の部分(左上)にはオリックス2軍が使う専用球場などができる

220ヘクタールある舞洲は東側が物流・環境ゾーン、西側がスポーツ・レクリエーションゾーンと位置づけられ、高校野球で使われる舞洲球場やテニスコート、ホテルなどがある。舞洲をスポーツアイランドとする基本計画は1990年に作られており、一時は人工スキー場やゴルフ場を設けるプランもあったという。

五輪誘致に失敗した後は未利用地の活用が課題になっていた。近年になってサッカーJ2のセレッソ大阪が練習場を設け、府民共済SUPERアリーナはバスケットボールBリーグ・大阪エヴェッサの本拠地に。さらに舞洲球場の北西側にはプロ野球オリックスが2軍専用球場や室内練習場、選手寮などを建設しており、来春から使用が始まる。

「3つのプロチームが拠点を構える全国でも例のないエリア」(大阪市経済戦略局)になるため、一緒にスポーツ振興と地域活性化をはかる事業をしていくことになった。市と3チームが協議会を設立し、具体的な取り組みを詰めていく。大阪エヴェッサが舞洲を「バスケの聖地、チームのホームタウン」にするプロジェクトを始めるなど、盛り上がりも生まれている。

現在、共通のロゴマークやウエブサイト、共通ポイントの導入、選手とファンの交流、複数競技を体験できるキャンプなどを検討している。「他競技への関心も高めてファン層を増やしていきたい」。経済戦略局スポーツ課の企画担当、中野泰裕さんは意欲を示す。

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