広島土砂災害 避難所の梅林小、授業再開へ保護者ら一斉清掃

2014/9/8付
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広島市北部の大規模土砂災害で、避難所となった学校で唯一、再開が延期されていた安佐南区の市立梅林小の授業が8日から始まるのを前に、PTAなどの約700人が7日、同小の教室や校庭の周辺を一斉清掃し、消毒作業を行った。この日も、同区八木地区では残る行方不明者2人の捜索が続いた。

市内の小中学校に通う子供の保護者らが「せめてきれいな校舎で授業を始められるように」と一斉清掃に協力。参加した同市東区の主婦、吉村智恵子さん(44)は「楽しい気持ちで通ってもらいたい」と汗を拭った。

梅林小のPTA会長、藤沢直樹さん(40)は「こんなに多くの人に集まってもらい、ありがたい。子供たちも友達と会うのを心待ちにしているはず」と話した。

全国高校軟式野球選手権大会の準決勝で延長五十回まで戦い抜いた崇徳高校(広島市西区)の軟式野球部員35人も通学路の整備に参加した。

梅林小は、災害が起きた8月20日から校舎や体育館を開放。授業再開後も避難者は体育館や一部の教室で生活を続ける。

また、市は7日、被災した住民が避難する広島共立病院の旧病棟で、復旧に向けた工程表の説明会を開いた。住民からは「安心できない。応急の復旧をしても帰るのはどうかと考えてしまう」と不安の声が上がった。〔共同〕

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