マーティン・パール氏が死去 ノーベル賞受賞の米物理学者
マーティン・パール氏(米物理学者、ノーベル物理学賞受賞者)9月30日、米カリフォルニア州パロアルトの病院で死去、87歳。所属していたスタンフォード大などが明らかにした。
電子、ミュー粒子に続く第3世代の荷電レプトン(素粒子の一種)であるタウ粒子を加速器実験で見つけ、第3世代素粒子の最初の発見となった。1995年、レプトン物理学への先駆的な実験上の貢献が評価され、故フレデリック・ライネス氏と共にノーベル物理学賞を受賞した。(ロサンゼルス=共同)
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