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【シカゴ支局】18日の日経平均先物は小幅に続伸した。12月物は前週末比30円高の2万3395円で引け、18日の大取終値を5円下回った。好調な米企業業績への期待などを背景に米株高が進み、買いを支えた。米商務省が18日、中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)に対して限定的な取引を認める例外措置の90日間延長を決めたことも投資家心理を明るくした。
一方で米メディアが18日、米中貿易協議の合意について中国側には悲観的なムードが強まっていると伝えたため上値は重かった。同報道によると、中国側が合意したと理解していた関税の段階的な撤廃についてトランプ米大統領が約1週間前に実現を否定したためという。市場は20日発表の米連邦公開市場委員会の議事録(10月開催分)に注目している。
この日の12月物高値は2万3495円、安値は2万3270円。
推定売買高は3万3142枚(夜間電子取引、日中電子取引を含む)。