2017年11月24日(金)

メイ英首相、22日にEU離脱で演説へ 移行措置など提案か

2017/9/14 9:24
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 【ロンドン=小滝麻理子】英首相官邸は13日、メイ首相が22日に欧州連合(EU)離脱の方針に関する重要な演説を行うと発表した。2019年3月に予定する離脱後の激変緩和策である「移行措置」などについて何らかの方針を示すとみられている。英側は難航するEUとの離脱交渉の突破口としたい考えだ。

 演説はイタリアのフィレンツェで行う。古くから欧州の貿易拠点として栄えたことから、離脱後の英とEUの関係についてメイ氏が考えを示す場所に選んだという。

 英とEUは英が払う「清算金」など離脱条件を巡り対立しており、交渉は膠着状態にある。英側は早急に離脱後のEUとの貿易協定の協議に入りたい考えだが、EU側は「隔たりが大きい」として拒否している。

 メイ氏は22日の演説で、離脱後の経済的な混乱を避けるための移行措置について言及するほか、EUとの新たな関係構築を呼びかけ、離脱交渉に向けて歩み寄りを求めるとの見方が出ている。EU側も演説内容に大きな関心を寄せており、注目が高まりそうだ。

 一方、英政府とEUは12日、4回目の離脱交渉を25日から始めることで合意。議論の準備の時間が必要として、当初予定していた18日開始から1週間遅らせた。英政府は交渉のずれ込みはメイ氏の演説とは関係ないとしている。

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