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米製薬大手イーライ・リリー、3500人削減へ 従業員の8%

【ニューヨーク=西邨紘子】米製薬大手のイーライ・リリーは7日、全従業員の8%に当たる3500人を削減すると発表した。拠点の廃統合など合理化も進める。2018年以降に年間5億ドル(約530億円)のコスト圧縮効果を見込む。浮いた資金の一部を新薬の承認手続きや商業化の準備などに投じ、収益拡大ペースの加速を目指す。

人員削減の大部分は米国内が対象。早期退職募集に加え、事業効率化に向け拠点の統廃合を進める。ニュージャージー州と中国・上海の研究開発拠点も閉鎖する。アイオワ州ラーチウッドの動物向け医薬品生産拠点を閉鎖し、業務を同州内の他の拠点に統合する。

同社は主力薬の特許切れに伴う販売減に対応して段階的なリストラを進めてきた。過去4年でがん治療など8種の新薬を発売し、業績は改善している。ただ、大型薬と期待していたアルツハイマー治療薬候補の開発に失敗し、主力のED治療薬も年内に米特許が失効することから、もう一段の合理化に踏み切る。

デービッド・リックス最高経営責任者(CEO)は「新薬開発に投資するため、世界中で固定費を削減して組織をスリムにするために行動する」とコメントした。

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