欧州市場の主要指標11時半 ポンド上昇 欧州株まちまち

2019/10/31 21:10
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【NQNロンドン】31日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは対ドルで上昇した。英国時間11時半の時点では、前日の16時時点に比べ0.0090ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.2950~60ドル。

米連邦準備理事会(FRB)が30日に今年3度目となる利下げを実施し、ドルが主要通貨に対して売られている。ポンドは英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり「合意なき離脱」の可能性が後退したことも買いにつながっている。

ユーロは対ドルで高値圏で小動き。前日の16時時点と比べて0.0040ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1160~70ドル。

午前に発表されたユーロ圏の7~9月期の実質域内総生産(GDP)速報値の伸びが市場予想を上回ったものの、相場への影響は限られている。

円は対ドルで一段高。前日の16時時点と比べて70銭円高・ドル安の1ドル=108円10~20銭で推移している。

中国がトランプ米政権との長期の貿易交渉での合意到達を疑問視していると伝わり、米中貿易協議への警戒感から「低リスク通貨」とされる円の買いが強まっている。

英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前日の終値に比べ0.97%安と安値圏で推移している。石油株の下落が株価指数の下げに大きく影響している。個別では、ロイヤル・ダッチ・シェルの大幅安、鉱業のフレスニージョの上昇が目立っている。

欧州各国の主要株式相場はまちまち。30日の米利下げを受けて欧州株は上がって始まったものの、米中の長期貿易交渉に関する報道をきっかけに売りに転じるか上げ幅が縮まっている。ドイツ株式指数(DAX)は0.27%安。フランスのCAC40は0.44%下がる一方で、イタリアのFTSE・MIBは0.05%上昇している。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル60.48ドル付近に下げた。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1506.40ドル前後に上昇した。ドル安によるドル建て資産の割安感から買いが広がっている。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は下がっている。31日に発表された中国の10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が低下し、市場予想も下回ったことから中国景気の減速による需要減退が懸念されている。

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