ドイツ株29日 反落、金融株に利益確定の売り
【NQNロンドン】29日のフランクフルト株式市場で、ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日と比べて45.05ポイント(0.4%)安の1万2825.82だった。
前日に大幅上昇した反動から利益確定の売りが出やすかった。ミュンヘン再保険やドイツ銀行など金融株が安くなり、下げを主導した。前日に大幅高で引けた重電のシーメンスも下落した。前日下げた電力のRWEは高かった。
欧州の主要株式相場も総じて下落した。午前は買いが先行していたイタリアのFTSE・MIBも下落に転じた。フランスのCAC40では、仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンが高かった。買収撤回を巡り、米宝飾品大手ティファニーを反訴したと発表したことが材料視されたようだ。
欧州主要600社の株価指数であるストックス600は前日比0.5%安だった。