欧州市場の主要指標11時半 ポンド一時上昇 EUの離脱延期合意で

2019/10/28 21:11
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【NQNロンドン】28日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは対ドルで横ばい圏で推移している。英国時間11時半の時点では、前週末の16時時点に比べ0.0010ドルのポンド安・ドル高の1ポンド=1.2820~30ドル。

英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり、28日午前にEUが離脱期限を2020年1月末まで延期することで合意したと伝わり、一時1.2853ドル付近までポンドが上昇する場面があった。ただ英議会は28日中に、12月12日の総選挙を実施するための解散動議を採決する予定。市場ではその結果を見極めたいとの雰囲気が強く、方向感に欠ける値動きとなっている。

ユーロは対ドルは横ばい。前週末16時時点と同水準の1ユーロ=1.1090~1100ドル。

円は対ドルで下落した。20銭円安・ドル高の1ドル=108円70~80銭で推移している。

東京市場の流れを引き継いで円売り・ドル買いが優勢で推移している。もっとも29~30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見の姿勢が広がり、積極的な取引は手控えられている。

英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前週末の終値に比べ0.07%安と下げ幅を縮小した。銀行株の下落が重荷になっている。2020年の利益目標を引き下げたHSBCホールディングスが安い。情報・出版のインフォーマとたばこのインペリアル・ブランズの下げも目立つ。両社ともアナリストが投資判断など株式評価を引き下げたことを材料に売られた。鉱業株と石油株は上昇している。

欧州各国の主要株式相場ではドイツ株式指数(DAX)が続伸した。米中貿易協議の進展期待から通商問題に敏感な自動車株が買われている。

フランスのCAC40では、米宝飾品大手ティファニーに買収提案したLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンが一時1.4%超上げた。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル61.70ドル付近に下落。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1504.81ドル前後と横ばい圏で取引されている。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は下落している。

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