欧州市場の主要指標11時半 ポンド大幅下落 欧州株も大幅全面安

2020/9/21 20:31
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【NQNロンドン】21日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは対ドルで大幅に下落している。英国時間11時半の時点では、前週末18日の16時時点に比べ0.0110ドルのポンド安・ドル高の1ポンド=1.2850~60ドルだった。

欧州各国で新型コロナウイルスの感染が拡大しており、英国ではふたたび外出禁止令の可能性が高まっている。国内経済の先行き懸念を改めて意識したポンド売りが出た。米当局の報告書で、複数の英大手銀行が違法な資金取引に長年関わっていた可能性が指摘されたことも売りにつがった。

ポンドは円に対しても大幅下落し、前週末比で1円以上の円高・ポンド安の1ポンド=133円台後半と、7月上旬以来の円高・ポンド安水準で推移している。

円は対ドルでも上昇し、3月中旬以来およそ半年ぶりの円高・ドル安水準で推移している。11時半時点で30銭円高・ドル安の1ドル=104円ちょうど~10銭だった。

21日の欧州株が軒並み大幅下落し、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から相対的に「低リスク通貨」とされる円が買われた。対ユーロにも円買いが波及し、約2カ月ぶりの円高・ユーロ安水準の1ユーロ=122円60~70銭程度で推移している。

ユーロは対ドルで下落している。0.0080ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1780~90ドル。

英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前週末の終値に比べ3.5%安。欧州各国で新型コロナウイルス拡大の抑制策が強化されるなか、欧州経済の先行きを懸念した売りが加速した。とりわけ旅行関連株の下げが大きい。英ブリティッシュ・エアウェイズなどを傘下に持つ航空のインターナショナル・エアラインズ・グループは約13%安と急落している。米当局の報告書を嫌気し、銀行株も安い。バークレイズとHSBCホールディングスはそれぞれ6%超下げている。

欧州各国の主要株式相場も旅行株、銀行株を中心に下落し、総じて3%超安で推移している。ドイツ銀行や仏大手ホテルのアコー・グループが急落している。欧州主要600社の株価指数であるストックス600は前週末比2.9%安だった。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は下げ幅を拡大し、2.1%安の1バレル42.24ドル付近で推移している。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は約1%安の1トロイオンス1931.40ドル前後に下げている。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場も下落し、指標となる3カ月先物は前週末に比べ0.2%安の1トン6796.50ドルだった。

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