欧州市場の主要指標11時半 ポンド急伸 一時1.29ドル台 離脱案合意を好感

2019/10/17 20:18
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【NQNロンドン】17日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは対ドルで急伸した。英国時間11時半の時点では、前日の16時時点に比べ0.0080ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.2880~90ドル。

英国とEUの離脱合意を受けポンドが急伸した=ロイター

ポンド売り・ドル買いが優勢で推移したあと10時すぎにポンドは急伸し、約5カ月ぶりのポンド高水準となった。一時1.2981ドル付近まで上昇する場面があった。

英国の欧州連合(EU)離脱案について、EUのユンケル欧州委員長は17日、「我々は新離脱案で合意した」とツイッターに投稿した。「合意なき離脱」の懸念が後退し、ポンド買いの勢いが強まった。英議会は19日に離脱案を承認するかどうか審議する。

ポンドは対円、対ユーロでも急伸した。対円では5カ月ぶりのポンド高・ドル安となる1ポンド=140円程度で推移している。一時は141円台に達し合意報道前の水準から2円程度、ポンドが上昇する場面があった。対ユーロでも一時約5カ月ぶりのユーロ安・ポンド高水準となる1ユーロ=0.8581ポンド付近を付けた。

ユーロは対ドルで上げ幅を広げた。0.0060ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1110~20ドル。合意報道を受けて、1.10ドル台後半から水準を切り上げた。一時8月下旬以来、1カ月半ぶりのユーロ高・ドル安水準を付けた。ユーロは対円でも上昇。一時1ユーロ=121円33銭近辺まで買われ、7月下旬以来、約2カ月半ぶりのユーロ高・円安水準を付けた。

円は対ドルで横ばい。前日16時時点と同水準の1ドル=108円80~90銭で推移している。合意報道前は108円台前半と円買い・ドル売りが優勢だっが、一時約2カ月半ぶりの円安・ドル高水準となる108円94銭近辺まで売られた。

英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前日の終値に比べ0.62%高だった。銀行株や石油株が上昇した。ポンド急伸を受けて、通貨高が業績の重荷になる酒類のディアジオが下落した。

欧州各国の主要株式相場は総じて上昇している。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル59.24ドル付近に下落した。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1486.50ドル前後に下がった。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は上昇している。

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