欧州市場の主要指標11時半 ポンド方向感欠く EU離脱交渉を見極め

2019/10/16 20:19
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【NQNロンドン】16日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは対ドルで下げ幅を縮小した。英国時間11時半の時点では、前日の16時時点に比べ0.0020ドルのポンド安・ドル高の1ポンド=1.2750~60ドル。

朝方発表になった英国の9月消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)がともに市場予想を下回ったこともあり、10時すぎには一時1.26ドル台後半までポンド安が進む場面があったが、そのあとは値を戻している。英国の欧州連合(EU)離脱案をめぐる交渉の行方を見極めたいとのムードが強く、方向感は出にくい。

ユーロは対ドルで横ばい。前日16時時点と同水準の1ユーロ=1.1030~40ドル。

円は対ドルで小幅高。10銭円高・ドル安の1ドル=108円60~70銭で推移している。市場の関心度が高い米地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表を英国夕に控えて、積極的な取引は手控えられている。

英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前日の終値に比べ0.21%安と、朝方から下げ幅を縮小している。銅相場の大幅下落を受けて主力の鉱業株が売られている一方で、時価総額の大きい食品・日用品のユニリーバや医薬品株など多国籍企業銘柄が買い戻され指数を下支えしている。

欧州各国の主要株式相場ではドイツ株式指数(DAX)とイタリアのFTSE・MIBが続伸し、現時点でそれぞれ2018年8月、6月に付けた高値(終値)を上回っている。フランスのCAC40とスペインのIBEX35は小幅下落している。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル58.67ドル付近で小動き。前日終値付近でもみあっている。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1482.69ドル前後に小幅上昇。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は大幅に下落し、指標となる3カ月先物は前日比で1.2%安となっている。前日15日に国際通貨基金(IMF)が発表した世界経済見通しで、世界最大の銅の消費国である中国の成長率を下方修正したことを受けて需要が細るとの見方が広がった。

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