欧州市場の主要指標11時半 ポンドとユーロは高値圏 英総選挙の結果を好感

2019/12/13 21:06
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【NQNロンドン】13日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは対ドルで高値圏で推移している。英国時間11時半の時点では、前日の16時時点に比べ0.0270ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.3390~3400ドル。

英総選挙で保守党が過半数を獲得したことで、2020年1月末までに英国が欧州連合(EU)を離脱することがほぼ確実となった。アジアの取引時間帯に選挙結果の見通しが示され、「合意なき離脱」は回避されるとの見方が広がると、ポンドは急伸し一時1.3506ドル付近と18年5月以来1年7カ月ぶりのポンド高水準をつけた。ロンドン市場に入ってからは、離脱後の問題も残ることから伸び悩んでいる。

ポンドは対ユーロと円でも買われている。アジアの取引時間帯に一時は対ユーロで1ユーロ=0.8284ポンド近辺と16年7月以来、約3年5カ月ぶりのポンド高水準、対円でも1ポンド=147円87銭前後と3月下旬以来、約9カ月ぶりのポンド高水準をつけた。

ユーロは対ドルで高値圏で推移している。前日の16時時点と比べて0.0070ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1180~90ドル。英国のEU離脱をめぐる不透明感が和らいだとしてポンドとともにユーロも買われている。

円は対ドルで下落している。前日の16時時点と比べて40銭円安・ドル高の1ドル=109円60~70銭で推移している。

米中貿易協議と英国のEU離脱という2つの大きな問題に進展が見られ、「低リスク通貨」とされる円の売りが優勢となっている。

欧州各国の主要株式相場は上昇。米中貿易交渉と英国のEU離脱の進展が買いにつながっている。

英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前日の終値に比べ1.81%高。金融と住宅建設株の上昇が株価指数を押し上げている。個別では、住宅建設のテイラー・ウィンピーの急伸、医薬品のヒクマ・ファーマシューティカルズの下げが目立つ。

ドイツ株式指数(DAX)は1.2%高。フランスのCAC40は1.19%、イタリアのFTSE・MIBは0.82%、スペインのIBEX35は1.51%、それぞれ上昇している。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル65.18ドル付近に上昇。一時は約3カ月ぶりの高値をつけた。米中貿易協議と英国のEU離脱の進展で不透明感が後退し、買われている。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1471.81ドル前後に上昇している。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場も上がっている。指標となる3カ月先物は前日に比べ20.0ドル高の1トン6176.0ドル。一時は6216.0ドルと5月上旬以来、約7カ月ぶりの高値をつけた。米中貿易交渉の進展期待から、買いが広がっている。

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