欧州市場の主要指標11時半 株は軒並み安 原油も軟調

2020/5/13 20:19
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【NQNロンドン=椎名遥香】13日午前の英株式相場は下落している。FTSE100種総合株価指数は英国時間11時半の時点で、前日の終値に比べ0.9%安い5942.03だった。新型コロナウイルスの感染第2波や米中関係悪化への懸念からリスク回避姿勢が強まり、幅広い業種で売りが広がった。早朝に発表された1~3月期の英国内総生産(GDP)が物価の影響を除いた実質で前期比2.0%減と、リーマン・ショックの影響が広がった2008年10~12月期以来の落ち込みとなったのも重荷となった。

クルーズ運航の英カーニバルやインターコンチネンタル・ホテルズ・グループなど旅行関連株の下げが目立つ。

他の欧州主要国の指数も軟調に推移している。ドイツ株式指数(DAX)は1.3%、フランスのCAC40は1.5%、イタリアのFTSE・MIBは1.1%、スペインのIBEX35は0.8%、それぞれ下落している。

ロンドン外国為替市場ではドルがユーロやポンドに対して上昇している。対ユーロ相場は英国時間11時半の時点では、前日の16時時点に比べ0.0020ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0850~60ドル、対ポンドは同0.0040ドルのポンド安・ドル高の1ポンド=1.2280~90ドルだった。リスク回避姿勢が強まるなか、安全な通貨とされるドルを買う動きが広がった。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は下落している。期近の7月物は前日に比べ1%ほど安い1バレル29ドル台後半。新型コロナの感染第2波が発生すれば世界景気が一段と落ち込むとの懸念から売りが優勢となっている。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場も小幅に下落し、指標となる3カ月先物は前日に比べ0.4%安の1トン5236ドル程度で取引されている。

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