欧州市場の主要指標11時半 ポンド急上昇 合意なき離脱の懸念後退で

2019/10/11 19:57
保存
共有
印刷
その他

【NQNロンドン】11日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは対ドルで急上昇している。英国時間11時半時点では、前日の16時時点に比べ0.0260ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.2540~50ドル。

英国とアイルランドの両首相が10日に英国の欧州連合(EU)離脱問題を協議し、英国とEUが合意に至ることは可能だと述べたことから、この日もポンドが主要通貨に対して買われている。ただ、EUのトゥスク大統領が11日に、合意について「事実上時間切れ」と述べたことから、一時上げ幅が縮まる場面もあった。

ポンドは対ユーロでも上昇し、一時は1ユーロ=0.8788ポンド付近と5月下旬以来、約4カ月半ぶりのポンド高水準をつけた。

ユーロは対ドルで小幅高で推移している。前日の16時時点に比べて0.0010ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1020~30ドル。

円は対ドルで下落している。同30銭円安・ドル高の1ドル=108円20~30銭で推移している。米中貿易協議の進展が期待され、「低リスク」通貨とされる円が売られている。

欧州各国の主要株式相場は上昇。米中協議の進展と、英国の欧州連合(EU)離脱への期待で買いが先行している。ただ、英国株はポンド高による多国籍企業銘柄の下落が影響し、上げ幅は小幅にとどまっている。

英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前日の終値に比べ0.17%高。小動きで推移した後、上げ幅がやや広がっている。景気に左右される銀行株が買われ、株価指数を押し上げている。個別では、銀行のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)が大幅高、広告のWPPグループが大幅安と目立つ。

ドイツ株式指数(DAX)は1.78%高。フランスのCAC40は1.25%、イタリアのFTSE・MIBは0.94%、スペインのIBEX35は0.75%、それぞれ上昇している。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル59.96ドル付近に上昇。サウジアラビア沖の紅海でイランの石油タンカーが爆発したと伝わり、買いが広がっている。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1493.78ドル前後で小動き。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は上がっている。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]