2018年10月17日(水)

欧州市場の主要指標11時半 ポンドは安値圏、欧州株は全面安 銀行株に売り トルコリラ安で

2018/8/10 20:06
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【NQNロンドン】10日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは安値圏で推移している。英国時間11時半時点では、前日9日の16時時点に比べ0.0080ドルポンド安・ドル高の1ポンド=1.2780~90ドルだった。

英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる警戒感が根強いなか、対ドルでユーロが大幅に下落した流れがポンド売り・ドル買いにも波及した。朝方に一時、1.27ドル台前半と2017年6月以来のポンド安・ドル高水準を付けた。ポンドは対円でも下落し、前日から1円近いポンド安・円高となる1ポンド=141円台後半で推移している。

ユーロは対ドルでやや下げ渋っている。トルコリラ安を背景にしたユーロ売りで一時1.1432ドル近辺と、17年7月以来、1年1カ月ぶりのユーロ安・ドル高水準を付けた後は下げ幅を縮小している。同0.0100ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1470~80ドル。

円の対ドル相場は横ばい。前日と同水準の1ドル=110円90銭~111円ちょうどで推移している。

欧州株は全面安。トルコリラ安を受けて、トルコに貸し出しをしている欧州の大手銀行に売りが広がり、株価指数を押し下げている。

英株価指数FTSE100種総合株価指数は同11時半時点で、前日終値に比べ0.66%安で推移している。金属相場の下落を背景に主力の鉱業株に売りが広がっている。アナリストが投資判断を引き下げたことでロシアの鉄鋼大手エブラズは8%超、下落している。石油株も安い。フランスなどの欧州銀の売りが波及し、銀行株は全面安。一方でクルーズのカーニバルと郵便大手のロイヤル・メールが高い。

ドイツ株式指数(DAX)、フランスのCAC40、イタリアのFTSE・MIB、スペインのIBEX35はいずれも同1%前後、下落している。トルコリラ安による資産状況への悪影響が懸念され、イタリアのウニクレディト、スペインのBBVA、フランスのBNPパリバは3%以上、下げている。ドイツ銀行も大幅安。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル72.19ドル付近に小幅上昇。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1210.95ドル前後に小幅安。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は大幅下落している。米中貿易摩擦の激化への警戒感や、ユーロなどでのドル高を背景に割高感が出たことも売りにつながった。

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