欧州市場の主要指標11時半 ポンドは小動き 欧州株は上昇

2020/9/9 20:12
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【NQNロンドン】9日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは対ドルで下げ幅を縮小し、小動きで推移している。英国時間11時半時点では、前日の16時時点に比べ0.0080ドルのポンド安・ドル高の1ポンド=1.2940~50ドル。

英国と欧州連合(EU)の将来関係を巡る交渉の先行き不安から、朝方に一時1.2921ドル付近と7月下旬以来のポンド安値まで下落する場面があった。下値を付けた後はポンドが買い戻され、下げ渋った。9日午後に、英国の国内法案の公表を控えて方向感に乏しい値動きとなっている。法案にはEU離脱協定の一部修正を含むと見られている。

ユーロは対ドルで下落している。0.0040ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1750~60ドル。10日の欧州中央銀行(ECB)理事会の金融政策発表を見極めたいとして積極的な売買は見送られている。

円も対ドルで下げている。20銭円安・ドル高の1ドル=106円10~20銭で推移している。午後に複数の米経済指標の発表を控え、様子見ムードから値動きは小幅にとどまっている。

英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前日の終値に比べ0.9%高。石油株やたばこ株など、ポンド安の恩恵を受けやすい多国籍企業株が上昇している。航空株と旅行関連株は下げが目立つ。医薬品のアストラゼネカが開発中の新型コロナウイルスのワクチンの治験を一時中断すると発表し、失望売りが出た。アストラゼネカは下げ幅を広げている。

欧州各国の主要株式相場は総じて買いが優勢だ。欧州主要600社の株価指数であるストックス600も上昇し、前日比0.7%高だった。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は前日比で1.6%高となる1バレル40.39ドル付近に上げ幅を広げている。前日に大幅下落した反動で買い戻されている。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1924.91ドル前後に下落している。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は上昇し、指標となる3カ月先物は前日に比べ0.4%高の1トン6696.00ドルだった。

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