欧州市場の主要指標11時半 英石油株が上昇 協調減産を期待

2020/4/9 20:23
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【NQNロンドン=椎名遥香】9日午前の英株式相場は上昇している。FTSE100種総合株価指数は英国時間11時半の時点で、前日の終値に比べ42.11ポイント(0.7%)高い5719.84。米国で新型コロナウイルスの感染拡大が近く峠を越えるとの見方から8日の米株式相場が上昇し、欧州市場でも投資家心理が上向いた。英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルやBPなど時価総額の大きい石油株が買われ、相場全体を支えた面もある。9日の石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国を加えた「OPECプラス」会合で、協調減産が合意されるとの期待感が出た。

欧州主要600社の株価指数であるストックス600も小幅に上昇し、前日終値に比べ0.2%ほど高い水準で推移している。

ロンドン外国為替市場でポンドの対ドル相場は横ばい圏。英国時間11時半の時点では、前日の16時時点に比べ0.0010ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.2420~30ドル。英国の財務省とイングランド銀行(中央銀行)は9日、政府が一時的に資金不足になった場合に、英中銀が短期の資金を融通する仕組みを拡充すると発表したが、現時点で外為市場の反応は限られている。

ユーロも対ドルで小動き。前日の16時時点に比べ0.0010ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0860~70ドル。ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は8日、新型コロナウイルスをめぐる経済対策で合意できず協議を中断した。9日に再協議することになっており、結果を見極めたいとの雰囲気が出ている。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は上昇。期近物は前日比4%ほど高い1バレル34ドル台前半。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は横ばい。指標となる3カ月先物は前日と同程度の1トン5002ドル近辺で推移している。

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