日経チャンネルマーケッツでは、マーケット・経済専門チャンネル日経CNBCの番組をライブ配信。配信中の番組から注目のトピックスをお届けします。
【NQNロンドン】8日のフランクフルト株式市場で、ドイツ株式指数(DAX)は大幅に反落した。終値は前日と比べて127.23ポイント(1.05%)安の11970.20だった。
10日に始まる米中貿易協議の進展期待が後退し、米株式相場が大幅下落した流れが欧州市場にも波及した。構成銘柄の8割が下落した。
買いが先行していたオンライン決済サービスのワイヤーカードが大幅安に転じた。長期の業績見通しを引き上げたことで上昇していたが、一部アナリストに懐疑的な見方が出た。半導体のインフィニオンテクノロジーズの下げも目立った。医薬・農薬大手のバイエルや自動車のVW(フォルクスワーゲン)など5銘柄が小幅上昇した。
欧州の主要株式市場も総じて1%以上、下落した。