欧州市場の主要指標11時半 ポンド下落 欧州は株高

2020/9/7 20:29
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【NQNロンドン】7日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドはドルなど主要通貨に対して下落している。英国時間11時半の時点では、前週末の16時時点に比べ0.0050ドルのポンド安・ドル高の1ポンド=1.3150~60ドルと、8月下旬以来のポンド安・ドル高水準で推移している。

欧州連合(EU)と英国の自由貿易協定(FTA)を含めた交渉の先行き不安からポンド売りが強まった。ジョンソン英首相は7日付の声明で、10月の首脳会議までに合意できなければ「FTAなし」の決断をすべきだとの考えを示した。FTAが締結されなければ移行期間の終了後の来年の年明けから関税が発生する可能性もあり、欧州経済が混乱するとの懸念が市場に広がった。

ポンドはユーロと円に対しても下落し、対ユーロでは8月下旬以来のユーロ高・ポンド安水準となる1ユーロ=0.8980~90ポンド付近で取引されている。対円では1ポンド=139円台後半となっている。

ユーロは対ドルで小高い。0.0020ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1810~20ドル。米国は7日、レーバーデーの祝日で国内の全市場が休場となり取引材料に乏しい。

円も対ドルで小高く推移し、10銭円高・ドル安の1ドル=106円20~30銭で推移している。

英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前週末の終値に比べ1.6%高。外国為替市場でポンドが下落し、ポンド安の恩恵を受けやすい医薬品株や鉱業株などの多国籍企業銘柄が上昇している。利益確定の売りで銀行株の一部が下げている。

欧州各国の主要株式相場も総じて高い。欧州主要600社の株価指数であるストックス600は前週末比1%高だった。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場はバレル41.96ドル付近と大幅に下げている。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1926.20ドル前後に下落。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は上昇し、指標となる3カ月先物は前週末に比べ0.8%高の1トン6762.00ドルだった。

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