欧州市場の主要指標11時半 ポンドとユーロ下落 欧州株は上昇

2020/9/3 20:19
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【NQNロンドン】3日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは対ドルで下落し、日中の安値圏で推移している。英国時間11時半の時点では、前日の16時時点に比べ0.0030ドルのポンド安・ドル高の1ポンド=1.3270~80ドルだった。

英イングランド銀行(中央銀行)のラムスデン副総裁が3日、「必要なら量的緩和ペースを大幅に拡大することが可能」と述べたことでポンド売りが出た。自由貿易協定を巡り、英国と欧州連合の交渉が難航していることもポンドの重荷になった。

ユーロも対ドルで下落している。0.0020ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1820~30ドル。欧州中央銀行理事会のメンバーらがユーロ高をけん制する姿勢を見せたことで上値は重い。

円は対ドルで下げ幅を広げている。30銭円安・ドル高の1ドル=106円40~50銭で推移している。

欧州株高を背景に、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ相対的に「低リスク通貨」とされる円を売り、ドルを買う動きが優勢だ。

英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前日の終値に比べ0.8%高。銀行株と石油株が上昇している。投資会社のメルローズ・インダストリーズが10%以上の大幅高で推移している。金属相場の下落を受けて、鉱業株は売りに押されている。

欧州各国の主要株式相場も総じて高い。欧州主要600社の株価指数であるストックス600は前日比0.9%高だった。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル43.58ドル付近と2%近く下落している。外国為替市場でドルが上昇し、ドル建てで取引される原油の割安感が薄れたことなどが売り材料視された。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1931.81ドル前後に下落。ドル高を受け、ドルの代替投資先とされる金も売りが優勢となっている。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場も下落し、指標となる3カ月先物は前日に比べ1.3%安の1トン6609.00ドルだった。

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