欧州市場の主要指標11時半 ドルやユーロでポンドが上昇

2020/9/1 20:32
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【NQNロンドン】連休明けの1日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは対ドルで上げ幅を拡大している。英国時間11時半の時点では、前営業日となる8月28日の16時時点に比べ0.0140ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.3460~70ドルと、2019年12月中旬以来、ほぼ9カ月ぶりの高値水準で推移している。

米連邦準備理事会(FRB)の低金利政策が長期化するとの見方からポンドやユーロに対してドル売りの基調が続いている。

ポンドはユーロと円に対しても上昇している。ユーロでは1ユーロ=0.8900~10ポンド程度と、8月28日に付けた6月以来のユーロ安・ポンド高水準を上回って推移している。1日朝に発表されたユーロ圏の8月の消費者物価指数(CPI)速報値は前年同月比で低下した。圏内景気の回復鈍化を意識したユーロ売り・ポンド買いが強まった。対円では前営業日に比べて2円程度の円安・ポンド高となる1ポンド=142円台前半となっている。

ユーロは対ドルで上昇し、0.0090ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1980~90ドル。ユーロ圏CPI発表後に伸び悩む場面があったが、ふたたびユーロ買いが優勢となった。

円は対ドルで下落している。40銭円安・ドル高の1ドル=105円70~80銭で推移している。

英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前営業日の8月28日の終値に比べ1.1%安。外国為替市場のポンド高が重荷になった。ポンド換算時に収益の圧迫が懸念され、石油株や医薬品株など多国籍企業銘柄に売りが広がっている。ボーイングにエンジンを供給している航空機エンジンのロールス・ロイスは、11時半時点で10%近く下落している。金融株も売りに押されている。中国の経済指標改善を好感した買いで鉱業株は上げている。

欧州各国の主要株式相場は上昇している。欧州主要600社の株価指数であるストックス600は、前日比0.1%高と小高い。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル45.82ドル付近に上昇。外国為替相場のドル安によってドル建てで取引される原油に割安感が出た。

ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1989.63ドル前後に上昇。ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場では、指標となる3カ月先物が前営業日の8月28日に比べ1.4%高の1トン6757.50ドルだった。

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