2019年8月21日(水)

NY日本総領事、公邸で日本の現代アートを展示

2017/5/27 3:04
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【ニューヨーク=河内真帆】ニューヨークの日本国総領事館は米国で活躍中の若手日本人現代アーティストを支援するため、大使公邸を利用した展示会を始めた。実行委員会が選定した4人のアーティストが最新作を館内に飾り付けた。総領事の公邸で開催される食事会やレセプションに訪れる来賓客に日本の現代アートを紹介する初の試みで、2~3カ月間展示を続ける。

今坂庸二朗さんの「ブルー・バイユー 39」
(Miyako Yoshinaga Gallery提供)

牧田愛さんは金属製品を撮影して編集し、これをモデルに油絵を描く

ニューヨーク市の美術館や美術品競売大手サザビーズの専門家や市内のギャラリー関係者、美術評論家などが選考を担当し、13人の候補者の中から4人に絞った。結果は写真が2人、絵画が2人となった。

20センチ×25センチの大判フィルムで撮影する今坂庸二朗さんは、ルイジアナ州の湿地帯を白黒で撮影した。トーニング・プロセスという技法で、1枚1枚の写真に手作業で青い濃淡をつけた「ブルー・バイユー」というシリーズから作品を提出。米国在住が20年を超すというマキ・カオルさんは、現実の風景が幻想的な投影となる瞬間をとらえる作風を持つ。アイスランドに滞在中に撮影したフィルム写真の作品群から出展した。

日本から渡米したばかりの若手画家として注目される牧田愛さん、大久保如彌(なおみ)さんが絵画の最新作を展示した。

これまで公邸の壁面を飾ってきたのは伝統的な日本画や洋画だったが、高橋礼一郎・総領事は若手のアーティストの支援に積極的姿勢を見せる。「公邸という立場上、全面的に一般公開というわけにはいかないが、それでもレセプションなどで訪問客にPRする機会を提供したい」と話す。今後も別途、展示会を開催する可能性もあるという。

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