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サムスン、米で大画面の新型スマホ 発火事故から巻き返し狙う

【ニューヨーク=稲井創一】韓国サムスン電子は23日、米ニューヨークでスマートフォン(スマホ)の最新機種を披露した。2016年夏発表の前モデルでは電池発火事故を起こし苦境に立たされたが、大画面や書き込み機能を向上させた新型機種で巻き返しを狙う。今秋には米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の新型機種の発表も控えており、高級スマ市場での競争が一段とい激しくなりそうだ。

「昨年に何が起こったのか我々は忘れない。二度と起こさない」。同日、ニューヨーク・マンハッタンで開催した新型スマホ「ギャラクシー・ノート8」の発表会で、サムスンの高東真(コ・ドンジン)無線事業部長は前モデル「ノート7」で発生した電池事故に言及。再発防止を誓った。

電池事故で「ノート7」は発売後、約2カ月で販売停止に追い込まれ全世界で250万台以上を回収。サムスンのスマホのブランドイメージは大きく低下した。

新型機種「ノート8」では有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)を活用した画面のサイズを6.3型(前モデルは5.7型)に拡大。ノートシリーズの特徴であるペン入力の書き込みをよりスムーズにした。

デュアルカメラと呼ばれる2つのレンズを活用して、背景のぼかし具合を調整するなどの機能も新たに搭載した。

ただ、全般的に「ノート8」の改良には新味に欠け、電池事故を受けて新技術に挑戦するより品質を重視せざるを得なかった事情が垣間見える。米国では8月24日から「ノート8」の予約を開始し、発売日は9月15日を予定している。

今秋にはアップルが初代機種から10周年モデルとなる「iPhone8」を発表する予定で、大幅な機能向上を予想する声がある。高機能ながら価格の安い中国メーカーも新興国市場で勢いを増している。競争環境が厳しくなる中、サムスンは「ノート8」で主にビジネス市場においてシェアを獲得したい考えだ。

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