グーグル持ち株会社、1~3月純利益20%増 広告事業好調

2016/4/22 6:40
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【シリコンバレー=小川義也】米グーグルの持ち株会社アルファベットが21日発表した2016年1~3月期決算は、純利益が前年同期比20%増の42億700万ドル(約4600億円)だった。モバイルや動画向けを中心に、主力のインターネット広告事業が引き続き好調だった。売上高は17%増の202億5700万ドル。為替の影響を除けば23%増収だった。

実質的な1株利益は7.50ドル(前年同期は6.47ドル)。売上高、1株利益ともに市場予想を下回った。株価は21日の時間外取引で一時、同日の終値比で約7%下落した。

同社は前回決算から開示方法を変更。中核子会社のグーグルの業績と、住宅設備や通信、医療などグーグル以外の事業の業績を分けた。グーグル部門の売上高は16%増の200億9100万ドル、営業利益は20%増の62億7200万ドルだった。

モバイル検索や動画共有サイト「ユーチューブ」など自社サイトの広告収入は20%増え、提携サイトの伸び(3%増)を大きく上回った。広告単価は前年同期に比べ9%下落したが、クリック数が29%増と大きく伸びた。動画や音楽などコンテンツ配信やハードウエア販売など「非広告」事業は24%の増収だった。

グーグル以外の子会社をまとめた「その他」部門の売上高は2.1倍の1億6600万ドル。住宅設備のネスト・ラボ、通信サービスのグーグル・ファイバー、医療関連のベリリーの3社がけん引した。ただ、先行投資がかさみ、営業損失は8億200万ドルと前年同期(6億3300万ドルの赤字)よりも拡大した。

グーグル部門の設備投資額は24%減の20億3600万ドル。一方で「その他」部門は2億8000万ドルと78%増えた。3月末時点のアルファベットの従業員数は6万4115人と、1年前から15%増やしている。クラウド関連を中心に技術者やプロダクトマネジャーの採用を拡大した。

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