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米ウェルズ・ファーゴCEO、不正営業行為を陳謝 公聴会証言

【ニューヨーク=大塚節雄】米大手銀行ウェルズ・ファーゴのジョン・スタンフ最高経営責任者(CEO)は20日、不正な営業行為が横行していたとされる問題で米上院銀行委員会の公聴会で証言し「顧客や従業員、米国民への責任を果たせず、深くおわびする」と述べた。そのうえで「銀行による組織ぐるみの行為やスキームではない」と釈明した。

同行では2011~15年に顧客に無断で約200万件に及ぶ銀行口座の開設やクレジットカードの発行があったとされ、当局との間で罰金など1億9000万ドル(約193億円)の支払いで合意した。この問題に絡み、5年で従業員約5300人を解雇した。

不正行為の背景には厳しい営業ノルマや、それと連動した報酬体系があったとされ、最近になってノルマの廃止を決めた。スタンフ氏は「受け入れがたい行為の原因にもっと早く対処しなかったことを謝罪したい」と述べた。一方、11年以前の不正行為の有無を「なかったとは保証できない」と話し、09~10年についても内部調査を進める意向を示した。

質問に立った議員からは経営責任を問う声が相次いだ。金融業界への厳しい姿勢で知られる民主党のエリザベス・ウォーレン議員はスタンフ氏に辞任や報酬返上を要求し「犯罪として捜査を受けるべきだ」と強く批判した。

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