2019年4月23日(火)

フロリダ銃乱射事件の容疑者、シリア空爆停止を要求
FBIと米司法省、緊急電話の一部公表

2016/6/21 3:55
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【ニューヨーク=高橋里奈】米南部フロリダ州オーランドの銃乱射事件を巡り、米連邦捜査局(FBI)と米司法省は20日、容疑者からの緊急電話の一部を公表した。事件が起きた12日未明から早朝にかけての数回にわたる警察への電話で、米軍によるシリアとイラク空爆をやめるよう求め、「ばかなことをすれば爆発物を仕込んだ屋外の車両を爆発させる」と脅した。実際に車両に爆発物はなかったという。

12日午前2時35分にオマル・マティーン容疑者は事件現場の同性愛者が集まるナイトクラブから緊急電話をかけ、アラビア語で神をたたえる発言をした後「私はオーランドにいて、銃撃をした」と明かした。「私は(過激派組織)イスラム国(IS)のバグダディ(指導者)に忠誠を誓う者」と名のった。会話は約50秒で途切れた。

その後、2時48分から3時24分の間、3回にわたる危機交渉チームとの会話で、「イスラム戦士」であることを明かして空爆停止を求めた。FBIによると外国のテロ組織からの指示による犯行であることを示す証拠はなく、米国内で過激化したとみられるという。

FBIが公表した事件経過によると、ナイトクラブで複数の銃声が聞こえたのが午前2時2分。次々と警官や特別機動隊(SWAT)が到着し、4時21分に人質を退避させるために空調設備を窓から取り除いた。5時2分に壁を爆破して突破口を開き、銃撃戦の末、5時15分に容疑者を武装解除した。事件では49人が死亡、53人が負傷し、容疑者は現場で死亡した。

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