フェイスブック、カメラ機能拡充、「拡張現実」手軽に、スナップチャットに対抗

2017/4/19 6:26
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 【シリコンバレー=小川義也】米フェイスブックは18日、スマートフォン(スマホ)のカメラで撮影した写真や動画を加工したり、デジタル画像を重ねたりできる機能を拡充すると発表した。フィルターやマスク(仮面)などの機能を簡単に開発できる環境を外部に開放することで、スマホを使った「拡張現実(AR)」分野で先行する競合の米スナップに対抗する。

 18日にシリコンバレー南部サンノゼで開かれた年次開発者会議「F8」で、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)ら幹部が明らかにした。

 外部のソフトウエア開発者に開放するのは、「カメラ・エフェクト・プラットフォーム」と呼ぶ開発環境。写真や動画を縁取るフレームを簡単に作成できる「フレームスタジオ」と、被写体の顔や体の動きに応じて動くマスクやアニメーションを作成できる「ARスタジオ」の2種類のツールを提供する。第1弾として米ナイキや米エレクトロニック・アーツ(EA)など複数の企業が同ツールを使ったマスクなどを開発した。

 ザッカーバーグ氏は基調講演で、米ナイアンティックのスマホゲーム「ポケモンGO」の世界的ヒットに言及。当初は「グーグルグラス」のようなメガネ型端末がARの本命になると見ていたが、「(スマホの)カメラを最初のARプラットフォームにする」と述べた。スマホのカメラを使ったAR機能は写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営するスナップが先行。若者を中心に人気を集めている。

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