ベネズエラ、国会の立法権を剥奪 大統領が独裁確立

2017/8/19 4:55
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 【サンパウロ=外山尚之】南米ベネズエラの制憲議会は18日、野党勢力が多数を占める国会から立法権などの権限を剥奪したと宣言した。今後はマドゥロ大統領を支持する勢力が全議席を占める制憲議会が国会の機能を引き継ぎ、憲法改正を進める。マドゥロ大統領は司法、行政に続き立法をも手中に収め、独裁体制を確立した。

制憲議会のロドリゲス議長=ロイター

 制憲議会のロドリゲス議長は「平和や安全、自治権、社会経済や金融システムを守るために立法権限を引き受けた」と宣言。野党勢力を「国民のために働かない怠け者」と呼び、自分たちの正当性をアピールした。一方で国会のボルへス議長は「我々は人々の声を聞くことを拒否し、権力にしがみつく独裁体制に直面している」と声明を発表した。

 経済混乱が長引く中、野党勢力は2015年12月に実施された議会選挙で大勝。しかしマドゥロ大統領は自らの影響下にある最高裁を使い、野党が多数を占める国会で成立した法律を全て無視している。

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