2019年9月16日(月)

オノ・ヨーコさんの公共アート、シカゴで公開

2016/10/18 9:08
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ダンサーによって白い布が取り除かれ、オノさんの作品が姿をみせた(米シカゴ)=野毛洋子撮影

ダンサーによって白い布が取り除かれ、オノさんの作品が姿をみせた(米シカゴ)=野毛洋子撮影

アーティストのオノ・ヨーコさん(83)が手掛けた北米初の公共アート「スカイ・ランディング」が17日、米シカゴで公開された。平和への祈りを込めてハスの花をモチーフにしたステンレス彫刻で、オバマ大統領図書館の建設予定地であるジャクソン公園内に位置する。シカゴの新しい観光名所になりそうだ。

公開セレモニーには、トレードマークの黒いサングラス姿のオノさんが姿をみせた。ミュージシャンでもあるオノさんの曲「ライジング」を地元ジャズバンドが演奏するのに耳を傾け、ダンサーたちが作品を包んでいた白い布を取り去り作品が姿を表すと、笑顔で拍手を送った。

演壇に立ったオノさんは「(作品は)空と地面が出合う場所にある。過去について学び、平和とハーモニーのある未来を一緒に作り上げるために(人々が)集まる」とのメッセージを伝え、約500人の出席者から拍手を浴びた。

作品への思いを述べるオノさん。右手が作品「スカイ・ランディング(高さ3.7メートル、幅1.5メートル)」(米シカゴ)=野毛洋子撮影

作品への思いを述べるオノさん。右手が作品「スカイ・ランディング(高さ3.7メートル、幅1.5メートル)」(米シカゴ)=野毛洋子撮影

オノさんは歩くのがつらそうだったが、退場の際にはエマニュエル・シカゴ市長が腕を支えエスコートした。市長は「ヨーコの作品はオバマ大統領図書館の建設地にも近く、多くの人々をシカゴにひき付けるだろう」と、経済効果を期待していた。

作品のステンレス加工に携わったシカゴ在住のエリック・ロウさんは「(オノさんが希望した)ワビサビの質感を出すのが大変だった」という。ロウさんによると、一部だけデザインが違うハスの花びらの作品があり、オノさんがシカゴ美術館に寄付している。

(シカゴ=野毛洋子)

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