2018年11月18日(日)

米リンクトイン買収、米セールスフォースも検討

2016/6/18 6:43
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【シリコンバレー=小川義也】米マイクロソフトが買収を決めたビジネス向け交流サイト(SNS)大手の米リンクトインを巡り、顧客情報管理(CRM)最大手の米セールスフォース・ドットコムも買収を検討していたことが明らかになった。セールスフォースのマーク・ベニオフ最高経営責任者(CEO)が米ITニュースサイト「リコード」のインタビューで述べた。

ベニオフ氏は16日に掲載された記事の中で、米金融大手ゴールドマン・サックスをアドバイザーに雇い、リンクトイン買収を「真剣に検討した」と発言。セールスフォースもその事実を認めた。

マイクロソフトは13日、世界で4億人以上の登録会員を抱えるリンクトインを262億ドル(約2兆7000億円)で買収すると発表した。セールスフォースがリンクトインをいくらで買収しようとしていたかは不明。だが、4月末時点で手元資金が約20億ドルしかない同社が、3月末時点で1060億ドル近い手元資金を持つマイクロソフトに競り勝つのは難しかったとの見方が多い。

世界最大のビジネスパーソンのネットワークであるリンクトインは企業の営業担当者の間で、新たな顧客を開拓したり既存の顧客との関係を維持したりするツールとして広く活用されている。マイクロソフトはリンクトインの会員データやサービスを自社CRMソフトと組み合わせることで、セールスフォースを追撃する。

米調査会社ガートナーによると、2015年のCRMソフトの市場規模は263億ドル(約2兆7400億円)。シェアはセールスフォースが19.7%で首位、マイクロソフトは4.3%で4位となっている。

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