2017年11月19日(日)

教育・保健の国際協力に1130億円 外相、国連会議で拠出表明

2017/7/18 4:36
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 【ニューヨーク=高橋里奈】岸田文雄外相は17日、国連本部で開かれている「持続可能な開発目標(SDGs)」に関するハイレベル政治フォーラムに出席した。「教育、保健、防災、ジェンダー分野を中心とした国際協力に、2018年までに10億ドル(約1130億円)規模の支援を実施する」と表明した。内戦が深刻化しているシリアで国連機関と連携し、破壊された校舎の復旧や教員の養成、避難民の教育などを支援する方針を明らかにした。

国連本部で演説する岸田文雄外相(ニューヨーク、17日)

 SDGsは気候変動対策や貧困撲滅、男女平等など17項目からなる2030年の世界目標で、国連が15年に採択した。岸田外相は各国が取り組みを表明する会合で「(日本は)多様性と包摂性のある社会の実現を目指す」と語り、「誰もが活躍できる社会の実現に向け、国内的にも国際的にもSDGs達成に向けしっかり取り組んでいく」と訴えた。

 プレゼンテーションでは、民間企業や国際協力機構(JICA)の取り組みを動画で紹介し、途上国での水道整備や母子手帳の普及など日本の国際貢献をアピールした。日本初の全寮制インターナショナルスクールを創設した小林りん氏も演壇に立った。

 一方、岸田外相は日本国内では「格差是正や女性の活躍など真剣に取り組むべき課題がある」と表明。演説後にカナダ政府の代表が日本の女性活躍推進について状況を問いただす一幕もあり、岸田外相は「女性の活躍は組織や社会に多様性をもたらし、間違いなく重要」と応じた。「女性リーダーの育成や長時間労働の是正、同一労働同一賃金、ワークライフバランスを実現するべく努力している」と説明した。

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